トイレリフォームはどこに頼む?業者の選び方や費用相場など徹底解説!

トイレのリフォームをするとき、どこに頼むか迷うものがありますね。いくつか業者の候補が挙がったとしても、どこが安いのかまでは見積もりを取らないとわかりません。

とはいえ、トイレのリフォームは信頼できてできれば安い業者に依頼したいものです。そこで、今回はおすすめのトイレリフォーム業者を調べてピックアップしてみました。

今後、トイレリフォームを予定している方や検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

トイレリフォームはどこに頼む?

トイレリフォーム(トイレ交換)はどこに頼む?と思ったときの候補が、トイレメーカー・リフォーム会社や地元の工務店、ホームセンター・家電量販店、水道修理業者、住宅設備通販サイトなどが挙げられます。

また、自分で依頼先を探すのが面倒だ、値段の安さや条件に合う業者を簡単に見つけたい場合は一括見積もりサイトを利用します。ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを紹介します。

トイレメーカー

トイレリフォームの依頼先として、トイレメーカーが挙げられます。TOTOとLIXILは、日本のトイレの約80%を生産しており、次いでパナソニックが続きます。

それぞれのメーカーのトイレにリフォームしたい場合は、各メーカーに依頼するのがおすすめですが、トイレリフォームの内容によっては別の業者の方が良いケースもあります。

例えば、トイレをまるごとリフォームするならトイレメーカー、ちょっとした小規模リフォームや交換ならリフォーム会社などでも対応可能です。

また、トイレメーカーに依頼する際は最新のトイレやほしい機能のトイレに位置早くリフォームできる反面、料金は高めになる傾向があるのも覚えて置くと良いでしょう。

リフォーム会社や地元の工務店など(水回り専門業者含む)

リフォーム会社や地元の工務店、水回り専門業者もトイレリフォームに対応しています。

和式トイレを様式トイレにリフォーム場合や、一般的な様式トイレをウォシュレット付きに交換するなど、小規模から大掛かりなリフォームまで対応可能です。

また、業者によってはホームページで施工事例や実績、対応メーカーなどを確認できる一方で、業者の規模によっては最新設備の流通が整っていない場合もあります。

比較的幅広いリフォームに対応している反面、リフォーム会社・工務店・水回り専門業者のそれぞれで料金には差があるので、事前に確認することが必要です。

ホームセンターや家電量販店など

ホームセンターや家電量販店で、トイレリフォームを扱う店舗ならトイレリフォームを依頼することができます。

店舗によってはトイレの壁紙~便器まで一式依頼できる場合と、スポット的な便器の交換のみといった依頼に限定している場合があります。

トイレリフォームを一式依頼できる場合は、若干割引になることがありますが、外注する関係から料金はやや割高な印象です。

水道修理業者

水道修理業者、いわゆる水道屋さんにもトイレリフォームを依頼できます。メインの業務は水漏れやつまりでも、必要に応じて便器の交換やリフォームにも対応している業者は多いです。

ただ、トータル的なプランニングやデザインは専門外となるので、要望を伝えたとしても理想通りとはいかないケースもあるでしょう。

また、料金については各社のホームページにトイレのつまり修理:10,000円~などと記載されていても、実際の修理代金が異なる場合もあります。

そのため、水道修理業者に依頼する際は事前の見積もりと工事内容の説明を納得できるまでしてもらうことが必要です。

加えて、見積もり後に工事をするか否かをすぐに決めなければならない業者が多いことも覚えておきましょう。

住宅設備通販サイト

住宅設備通販サイトは、インターネット上で住宅設備を販売し取り付けや交換をしてくれる業者です。

住宅設備全般を幅広く扱っているのでトイレの種類も豊富、各種メーカーも取り揃えている店舗が多いです。

店舗によっては最新トイレであったとしても割引して販売することがあり、タイミングがよければ定価の30~50%引きで購入することもできます。

購入と同時に取り付けや交換も依頼できるので、パパッと段取りを組めることはメリットでしょう。

ですが、商品の配送スピードや工事までの日程は業者のスケジュールによるところが大きく、場合によっては1週間以上の時間がかかることもあります。

料金には商品配送時の送料がかかることや、工事の際の出張料金なども含めると、商品価格を定価より安く購入できたとしても、通常価格と変わらない程度になることもあるでしょう。

一括見積もりサイト

トイレリフォームを依頼する際は、一括見積もりサイトを利用して対応する会社を探すのも1つの方法です。

エリアや目的を入力するだけで対応可能な業者を複数ピックアップしてくれます。

ただ、一括見積もりサイトに登録している会社の多くは、大掛かりなリフォームをメインとする業者が多いので、便器の交換だけのような小規模工事の扱いは多くはない可能性があります。

見積もりを申込むと対応可能な業者から一斉に連絡が入るため、初めての利用の際は戸惑う方もいるでしょう。

こうしたデメリットがあるものの、一括見積もりサイトでは複数の見積もりを比較検討するのにとても役立つので、納得いく見積もりと説明がある業者を選びやすいです。

どこが安い?トイレリフォームの費用相場を比較!

各社のトイレリフォームの費用相場は、平均すると20万円~40万円程度です。中でも安いのは水道修理業者と住宅設備通販サイトで、商品によっては10万円未満~30万円くらいの間でトイレリフォームが可能です。

ただ、商品は正規品でも最新ではないこともあるので、その点は注意が必要でしょう。

また、トイレメーカーやリフォーム会社は意外と中間的な相場で10万円~40・50万円程度となっています。

ホームセンターは下限と上限の開きが大きく、どんなトイレでどこまでリフォームするかによっては70万円台になることもあります。

トイレメーカーの費用相場

トイレメーカーの費用相場は、平均すると10万円台~50万円台となり、中でも20万円台~40万円台が多いことがわかります。

<各トイレメーカーのトイレリフォーム費用相場>

TOTO…22万円~40万円
LIXIL…10万円台~50万円
パナソニック…20万円~40万円
※ベーシックなトイレリフォーム(トイレ交換・クロス張替え・床張替え)参考

リフォーム会社の費用相場

リフォーム会社の費用相場は、全体に10万円~40万円程度ですが、内訳に違いがあります。トイレ本体の料金を割引して内装リフォームと工事費込とする場合と、トイレ本体の価格はそのままに内装リフォームを無料にしている場合などがあります。

相場としてはトイレメーカーよりも安い傾向があるので、少しでも安くトイレリフォームをしたい方はリフォーム会社の利用を検討してみてください。

<リフォーム会社のトイレリフォーム費用相場>

トイレリフォーム専門館…10万円~20万円
みずらぼ…20万円~80万円
みずまわりリフォーム専門店…10万円~40万円
※便器交換・壁クロス・床張り替え込

ホームセンターや家電量販店の費用相場

ホームセンターや家電量販店のトイレリフォーム費用相場は幅広く、安い商品では10万円台から、最新設備やハイエンドモデルとなると70万円を超えるケースもあります。

どんなトイレにリフォームするかで価格変動が大きいことが特徴です。

<ホームセンターや家電量販店のトイレリフォーム費用相場>

コーナン…10万円~20万円
ビックカメラ…17万円~70万円
ヤマダデンキ…10万円~75万円
※本体価格・工事費・処分費用込み

水道修理業者の費用相場

水道修理業者のトイレリフォーム費用相場は、各社でばらつきがあり商品代と標準工事費込だと7万円~30万円となっています。

部品代により料金が変動する場合は、事前の見積もりでしっかり確認するようにしましょう。

<水道修理業者のトイレリフォーム費用相場>

クラシアン…7万円~12万円(標準工事込み)
日本水道センター…7万円~30万円(標準工事込み)
イースマイル…8,000円~(部品代+廃材引取料金別)

住宅設備通販サイトの費用相場

住宅設備通販サイトのトイレリフォーム費用相場は、4万円~30万円とサイトにより幅広い価格帯となっています。

トイレの新旧にもよりますが、最新トイレでなくても良い場合は安くリフォームできる可能性があるでしょう。

<住宅設備通販サイトのトイレリフォーム費用相場>

交換できるくん…13万円~30万円
生活堂…4万円~13万円
住設.com…13万円~16万円
※標準工事込み

トイレリフォームを頼める業者の相場は、業者により意外なほど差があることがわかりました。どの業者に依頼するとしても、リフォーム費用は少しでも安く抑えたいものです。

次は、トイレリフォームの費用を安く抑えるコツを紹介していきます。ぜひ目を通してくださいね。

トイレリフォームの費用を安く抑えるコツ

トイレリフォームの費用を安く抑えるには、いくつかコツがあります。実際に依頼する際は紹介するコツを踏まえ、業者を選んだり依頼したりしてみてください。

安い業者に依頼する

トイレリフォーム費用が全体的に安い業者に依頼することで、実質的な費用を抑えることができます。

例えば、水道修理業者や住宅設備通販サイトだと、商品によっては10万円未満からトイレリフォームができます。

トイレ本体の性能や機能に多少こだわったとしても20万円~30万円程度で収まる事が多いので、各社のホームページをチェックして見ると良いでしょう。

相見積もりをとる

依頼したい業者がある場合は、見積もりをとり具体的な費用と工事内容を確認しましょう。また、業者は1社ではなく複数社に依頼することもポイントです。

例えば、水道修理業者に依頼するとしても、複数の水道修理業者に見積もりを出してもらい相見積もりを取ることが大事です。

各社の見積もりを比較検討して納得できる業者に依頼しましょう。

業者のキャンペーンなどを利用する

業者によってはセールや大幅な割引を実施するキャンペーンを行っています。不定期・定期は業者によって異なるものの、こうしたキャンペーンを利用することで、正規の価格よりも安くトイレリフォームができます。

キャンペーンは、トイレ本体の商品代を割引する場合と、内装工事代を割引する場合があるので、どちらが総合的に安くなるかを調べることをおすすめします。

行政の補助金が活用できる場合あり

トイレリフォームをする際は、行政が扱う補助金・助成金制度を活用できる可能性があります。

補助金の対象となるトイレリフォームは主に、節水トイレへの交換・バリアフリー工事(手すり設置や段差解消)・汲取トイレや和式トイレから水洗トイレにリフォームする場合です。

具体的な金額は各自治体により異なり、お住まいの地域によっては制度自体がない場合もあるので、こちらは問い合わせることをおすすめします。

参照:認定事例:障害者作業施設設置等助成金(第1種)より

トイレリフォームを頼む業者の選び方

トイレリフォームを頼む際は、リフォーム費用だけでなく業者の質も含めて業者選びをすることが大切です。

ここでは、トイレリフォームを頼む際の業者の選び方を紹介していきます。

工事に必要な許認可や資格などの有無

トイレリフォームは、簡単かつ軽微な内容なら資格や許認可は必要ありませんが、給水装置に関わる場合は次のような資格が必要となります。

<給水装置に関わる工事で必要な資格>

給水装置工事主任技術者
下水道排水設備工事責任技術者
水道技術管理者
管工事施工管理技士

給水装置に関わる工事を行うときは、これらの有資格者かどうか、また水道局指定の業者かどうかを確認しましょう。

商品(メーカー)を選べるか

トイレメーカーは主にTOTOやLIXIL、パナソニックなどが国内シェアを占めています。

業者によっては取り扱いがいずれかのメーカーのみ、という場合もあるので取り扱いメーカーの種類が多い業者を選びましょう。

料金はいくらか。また料金に含まれる内容の確認

料金面ではトイレ本体の価格帯のほかに、工事料金や出張料金などトータルでいくらかかるのか確認してください。

また、料金に含まれる内容の詳細を説明してもらうこともおすすめで、見積書の提示だけでなく内容まできっちり説明してくれる業者の方が安心です。

追加料金がないかも併せて確認しておきましょう。

施工後の保証やアフターサポート内容の確認

トイレリフォームにおいて、施工後の保証やアフターサポートがあるか、ある場合は何年程度か、内容は何がどこまでなのかも確認しておきたい項目です。

施工後の保証はトイレ本体または工事に対するものがあり、平均的には3年程度が多いです。アフターサポートは各社で異なり、どんな内容なら無償でサポートしてくれるのか、どこから有償なのかはしっかり確認しておきましょう。

ネット上の口コミや評価は悪すぎないか

トイレリフォームを依頼する業者を客観的に知るには、ネット上の口コミや評判が役立ちます。近年ではこうした業者の口コミや評判を扱うサイトが増えており、良くも悪くも実際にその業者を利用した方からの生の声を知ることができます。

口コミや評判の中にはどんな工事をしていくら程度かかった、どんな対応だったという内容も含まれるので、依頼を検討している業者の様子を知るにも良いでしょう。

ただ、あまりにも悪い口コミや評判ばかりの業者の場合は、依頼しないほうが良いので、一応の目安を知るためにも業者の口コミや評判はチェックしておきましょう。

トイレリフォームのおすすめ業者5選!

トイレリフォームができる業者は非常に数多くあります。その中でも料金面や実績を踏まえておすすめの業者を5社ピックアップしてみました。

今後のトイレリフォーム依頼の際の参考にしてください。

交換できるくん

交換できるくんは、ネット上で住宅設備を販売・設置ができる業者です。住宅設備のほとんどを網羅するといっても過言ではない品揃えに加え、トイレに関してはTOTO・LIXL・パナソニック、Janisの4メーカーに対応しています。

トイレ本体はおおむね40~60%オフ、料金総額は標準工事込み、無料10年保証付きとサービス面も充実しています。

各商品ページには口コミも掲載しているので、業者選びにも役立つでしょう。

公式サイト:交換できるくん

くらしのマーケット

くらしのマーケットは、各種業者と利用者とのマッチングサイトです。探している業者の種類とエリアで検索すると、条件にマッチする業者の一覧が表示されます。

一覧には業者の名前・顔写真・取り扱い業務・目安料金などが表示され、口コミや評価も掲載されているので、地元の業者を選びたいときにとても便利です。

比較的、料金面も安い傾向があることや、一覧から気になる業者に直接連絡できるなど利用しやすい点もおすすめです。

公式サイト:くらしのマーケット

水らら

水ららは、トイレ・蛇口の取付・交換専門店です。トイレリフォームはTOTO・LIXILに対応しており、料金は商品代金・工事代金・処分費用の総額で表示されています。

和式から洋式へのリフォームや床や壁の張替えにも対応、トイレ交換と同時施工することも可能です。

水ららは無駄な費用を抑えた格安料金が魅力であり、出張費や見積もり費用は完全無料、関東・関西・九州エリアなら即日見積もりに対応しているので利用しやすいでしょう。

公式サイト:水らら

カインズ

カインズでは、各種リフォームに対応しておりトイレリフォームは126,000円からとなっています。対応エリアは一部のエリアを除くほぼ全国、TOTOとLIXILを中心にトイレリフォームを提供しています。

カインズが扱うトイレはベーシックなものからタンクレス・自動開閉・お掃除リフトアップ・オート便器洗浄など多機能な商品も揃えています。

さまざまな商品から選びたい方にぴったりでしょう。

公式サイト:カインズ

ヤマダ電機

ヤマダ電機では、さまざまなリフォームを行っており、トイレはベーシックなものからノータッチ全自動トイレ、コンパクトタイプ、フチ無しタイプなど幅広い商品を揃えています。

具体的な料金は後悔していませんが、トイレ本体の料金はリフォーム総合カタログから確認することができます。オプションも豊富に揃えているので、こだわりのトイレ空間が欲しい方におすすめです。

公式サイト:ヤマダ電機

トイレの寿命は?交換リフォームを検討するべきタイミング

トイレの寿命は一般に10年を交換時期の目安としています。便器本体はもちろん床や壁も含めると10年程度を目安とするのが妥当です。ただ、メーカーや使用状況により若干異なる場合もあるでしょう。

トイレリフォームは、設置から10年程度経過しているトイレの方、トイレの機能に不具合がある方、汲取式や和式便座の方などにおすすめで、現状で洋式のトイレを使っている方でも古い場合は交換するほうが良いケースもあります。

例えば、設置から7~8年程度のトイレを使用していて特に不具合がなかったとしても、近年ではタンク一体型のタンクレストイレや、節水型のトイレが主流となっているため、交換すれば節水やスペースの問題、衛生面の強化などが期待できます。

修理に比べてコストはかかりますが、その分機能性・節水・トイレ内の雰囲気を一新できるなどのメリットも感じられるでしょう。

トイレリフォームによくある質問

トイレリフォームの際に寄せられるよくある質問をまとめました。今後、トイレリフォームを検討している方や気になることがある方は、ぜひ目を通してみてください。

トイレの床や壁などにかかる費用相場は?(内装込み)

トイレの床や壁の張替えにかかる費用相場は、業者やトイレの広さにより異なります。業者によっては内装費込みで料金を提示しているので、事前に確認することをおすすめします。

トイレリフォームにかかる期間はどれぐらい?

トイレリフォームはトイレ本体の交換なら平均1日程度です。リフォームの内容が軽微なものなら数時間程度で終わることもありますが、内装までやる場合は1週間程度見ておいても良いでしょう。

トイレリフォーム中のトイレはどうするの?

トイレの交換やリフォームの際には、ほとんどの場合業者が仮設トイレを設置します。場合によっては有料のレンタル仮設トイレになることもありますが、不自由なく利用できます。

トイレリフォームは自分でできる?

便器の交換程度なら自分でできる場合がありますが、後々不具合が生じた際に自己責任となります。そのため、トイレリフォームは専門の業者に依頼することがおすすめです。

まとめ

今回は、トイレリフォームをどこに頼むか、依頼先の紹介や料金相場、トイレリフォーム業者の選び方などを中心に紹介しました。

トイレリフォームは正規のトイレメーカーに依頼できるほか、家電量販店やホームセンター、各種リフォーム会社や工務店、住宅設備通販会社や水回り修理業者などでも扱っていましたね。

料金はそれぞれに幅があるものの、ほしいトイレの種類や機能、節水などを考えると、安ければ良いというわけではないことがわかります。

また、壁や床の張替えも一緒にリフォームしてもらえる業者も多く、コミコミ価格で施工してくれる業者もいるので、自分のトイレリフォームをどこまでどのようにしたいかにより、最適な業者を選ぶようにしましょう。

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