レンジフードの交換はどこに頼むもの?
レンジフード交換の費用相場はいくら?
レンジフードの寿命は?交換タイミングが知りたい…!
レンジフードは、コンロの上部に設置するフードと排気するためのファンが一体になったもので、コンロの上部がフードに覆われることで調理中の煙や臭いなどを効率的に吸い込むものです。
良く似たものに換気扇がありますが、換気扇よりも屋外からの風の影響を受けずに排気でき、換気扇に比べて汚れにくく見栄えが良い点が異なります。
レンジフードは定期的に掃除をしていても上手く作動しなくなるなど、故障することがありますが、レンジフードを交換する際にはどこの頼むと良いでしょうか。
この記事では、レンジフードの交換はどこに頼むのが良いのかをはじめ、交換する際の業者の選び方や料金相場などを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
レンジフードの交換はどこに頼む?
レンジフードの交換を頼む場合、どの業者に頼めば良いかピンと来ない方もいると思いますが、はじめに交換に対応している業者について見ていきます。
レンジフードメーカー
レンジフードを製造しているメーカーは、一般に修理は対応していますが交換には対応していないことがほとんどです。
まだ新しいレンジフードが故障した場合は、保証書に記載されている修理窓口に連絡するようになります。
ただ、古いレンジフードで保証期間が過ぎている場合は、レンジフードメーカーでは対応していないため、別の業者に依頼しなければなりません。
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ガス会社
ガス会社は主にキッチンではガスコンロやガスの開通などに携わります。ガスコンロとの関連でレンジフード交換も扱うため、ガス会社に交換を頼むのも良いでしょう。
東京ガスや大阪ガスなどのように大手なら安心です。ただ交換費用を考えると相場より高くなる傾向があります。
リフォーム会社
リフォーム会社でもレンジフード交換を扱っています。業者によってはレンジフード単体の交換工事に対応していないところもあるので、事前に確認することをおすすめします。
どちらかというと、レンジフード単体の交換よりも、キッチンまるごと、水回り一式などのようにある程度まとまった単位でリフォームを行う業者が多い傾向があります。
家電量販店やホームセンターなど
家電量販店やホームセンターでは、システムキッチンの展示をしているところもありますね。そういった大手ではその場で各種交換工事の相談が可能です。
店舗によりレンジフード単体の交換の対応には差があるものの、交換を頼む場合は外注工事となり提携している施工業者が行います。
ガス会社に頼むよりは安い傾向があり、店舗内にレンジフードの展示があれば現物を確認して選べるメリットがあります
参考:
ジョーシンレンジフード ご購入前のチェックポイント
コーナン レンジフード
住宅設備を取扱うインターネット販売店
ネット上にはさまざまな業者がいますが、中でも住宅設備を扱うインターネット販売店でレンジフード交換を頼むことができます。
特に生活設備専門に販売している業者なら、キッチン内の設備について専門的な知識があり、在庫や種類も多く取り揃えているため、比較的安く自由度の高い交換が可能です。
また、インターネット上で見積もり・相見積もりができるため、在庫や工事日程に問題がなければ短期間で交換することもできるでしょう。
マッチングサイト
さまざまな業者とお客さまをつなぐマッチングサイトは、お住まいのエリアに対応するレンジフード交換業者を探すことができます。
取り付けたい商品別に検索できるケースもあり、希望に寄り添った交換が可能です。
加えて、各業者の口コミや料金相場も比較できることから、自分の条件に合う業者を探せるでしょう。
レンジフードの交換を頼む業者の選び方
レンジフード交換を頼む業者を選ぶ際は、いくつか気をつけてチェックしておきたい項目があります。
ここでは、レンジフード交換を頼む業者の選び方を紹介していきます。
商品の取扱や対応が幅広いか
取り扱うレンジフードの種類やメーカーがどれくらいあるか、幅広いメーカーに対応できるかは重要なポイントです。
業者によってはRinnaiだけ、ノーリツだけのように限られたメーカーやレンジフードのみの対応となる場合もあります。
交換を頼む前に電話やインターネットから確認しておきましょう。
交換(取り付け・取り外し)にかかる料金はどうか
交換(取り付け・取り外し)にかかる料金は、業者により差があります。例えばガス会社なら高め、インターネット上のマッチングサイトで探せる業者や、住宅設備の専門販売会社などは安めの傾向があります。
問合せの時点で、対応メーカーと併せて確認しておくことをおすすめします。
業者の実績や運営元が明確か
インターネット上のマッチングサイトで探せる業者や、住宅設備専門販売店を利用する際は、業者の実績や運営元の確認も必要です。
ガス会社やリフォーム会社なら身元が確認しやすいですが、それ以外の業者の場合は念のために実績や運営元を確認しておきましょう。
ネット上の口コミ、評判
各種レンジフード交換業者についてある程度絞り込むことができたら、インターネット上で口コミや評判を見てみましょう。
実際にレンジフード交換をした方からのリアルな声をチェックして、自分が納得できる業者を選ぶことをおすすめします。
交換までのスピード感(施工時間や期間など)
交換までの施工時間や期間がどれくらいになるかも業者選びのポイントです。レンジフードが使えない場合、毎食の調理に支障が出ますし、なるべく早めに交換してもらいたい方もいることでしょう。
現場確認や見積もり、施工日程・時間・期間といったところは、一通り説明を受けてから頼むか決めても問題ありません。
なるべくスピーディーな対応をしてくれる業者を選んでくださいね。
交換後の保証があるか
レンジフードの交換工事とレンジフードに対する保証の有無も確認しておきたい項目です。レンジフードの修理部品の保持期間はおおよそ10年程度となっていることを考えると、5年~10年程度の保証があると良いでしょう。
レンジフード交換の費用相場
レンジフードの交換には、部品交換と本体交換の2種類があります。費用相場は、部品交換で15,000円~35,000円程度(部品により異なる)、本体交換は120,000円~250,000円程度(商品・機能により異なる)となっています。
費用に含まれる内容として、レンジフード本体費用・工事費用(出張費・取付工事・既存機器の撤去・処分費用・操作説明や試運転・その他の諸経費)などがあり、そのほかオプション扱いとなる費用もあります。
業者によっては10年保証が含まれる場合もあります。
レンジフードの交換費用を安く抑えるコツ
交換内容によっては10万円以上にもなるレンジフード交換の費用は、できれば少しでも安く抑えたいものです。
ここでは、レンジフード交換の費用を安く抑えるコツを紹介紹介するので、交換する際はぜひ参考にしてください。
最低2社以上の見積もりをとる
レンジフード交換をする際は、最低でも2社以上の見積もりを取り、比較検討しましょう。どの業者で見積もりを取れば良いかわからないときは、一括見積もりサイトなどを利用するのも良い方法です。
見積もり内容をよく見て、納得できる業者を選ぶようにしましょう。
マッチングサイトは料金が安い傾向にある
業者の選び方の1つに、各種業者とお客さまをつなげるマッチングサイトがあります。マッチングサイトは、比較的料金が安い傾向にあるので1度チェックしてみましょう。
マッチングサイトに登録している業者(メーカー含む)は、地域密着型や、長年の実績ある大手メーカーが多いです。
インターネット上の評判も確認しつつ、料金面も納得できる業者をピックアップしてみてください。
レンジフード交換おすすめ業者3選!
くらしのマーケット
くらしのマーケットは業者とお客さまをつなぐマッチングサイトとして知られ、レンジフード交換の参考料金を確認できます。
参考料金は工事費込みで、スリムタイプは48,900円~、ブーツタイプは52,800円~、フラットタイプは52,800円~となっており、メーカーはRinnaiやノーリツ、パナソニックなど有名メーカーに対応しています。
工事についての詳しい内容は各メーカーに問い合わせが必要です。
\地元の専門業者を探す/
FUJIOH(富士工業)
FUJIOH(富士工業)は、家庭用レンジフードメーカーで、国内シェアNO.1の実績を誇ります。
レンジフード単体の交換にも対応しており、スタンダード一部機種なら79,860円~交換できます。
また、他社で断られた方も相談可能、施工時間は最短2~3時間とスピーディーかつ柔軟な対応にも評価を集めています。
ただ、一部の地域では未対応の場合があるので、事前に対応エリアかどうか確認しておきましょう。
\メーカーだから安心工事/
交換できるくん
交換できるは、インターネット上で住宅設備を取扱うインターネット販売店で、レンジフード交換にも対応しています。
交換工事費用は、レンジフードのみの交換なら36,800円~、本体価格もほとんどの商品で30%~の割引価格となっており、トータル費用を安く抑えることができるでしょう。
レンジフード単体交換と、レンジフード+ビルトインガスコンロ交換などにも対応しています。
レンジフードを交換するまでの流れ
いざ、レンジフード交換する際に落ち着いて対応できるよう、レンジフード交換の流れをチェックしていきましょう。
業者に問い合わせをする
はじめに、各業者の公式サイトもしくは問い合わせ専用ダイヤルなどから問い合わせをします。
その際にはメーカーや型番などわかる範囲で伝えておくと良いでしょう。
現地調査
問い合わせ後、状況確認のために現場調査を行います。各社のスタッフが自宅に訪問し、その場で交換可能な機種を提案し、機能や工事内容について説明します。
見積もり、契約
機種の選定後は見積もりを出します。業者によってはその場で見積もりを出すこともあるので、必ず細部まで内容を確認するようにしましょう。
見積もり内容に納得後、契約となります。
交換工事の実施
契約後、お客さまの都合の良い日程で工事が行われます。業者によっては立会いが必要になることもあるので、工事日は在宅できるよう調整しておきましょう。
レンジフード交換のタイミング。寿命や症状・サインなど
レンジフードの寿命は、メーカーにもよりますが、1日7時間弱使用した場合で10年~15年が目安となっています。
各メーカーでは、レンジフードの交換目安を「標準使用期間」として明示している場合があるので、該当する箇所を確認してみると良いでしょう。
実際にレンジフードを交換する際の症状やサインも併せて目を通してくださいね。
レンジフードの交換や修理を考えるべき症状、サイン
レンジフードの交換や修理を考えるべき症状やサインには主に次のようなものがあります。
- 換気扇から異音がする
- 換気扇が通常運転時よりもガタガタと大きく振動する
- 換気力や吸引力が落ちてきたとき
- ファンの回転が遅くなっているとき
このほかにも、通常運転時と明らかに違うなと感じることがあれば、業者にチェックしてもらうことをおすすめします。
レンジフード交換に関するよくある質問
レンジフード交換において寄せられるよくある質問をまとめました。
レンジフードの交換は自分でできる?
レンジフード交換は自分ではやらないでください。たとえDIYが得意で交換方法を知っているとしても、配線接続で資格が必要な場合や、法令・条例で定められている高さを守って設置するなど、いくつか専門知識や技術が必要だからです。
レンジフードの実物を見たい場合はどこに行けばいい?
レンジフードの実物を見たい場合は、ホームセンターや家電量販店、各種メーカーのショールームなどで見ることができます。
まとめ
今回は、レンジフード交換をする際にどこに頼めば良いのか紹介しました。レンジフードとひと口にいってもいくつかの種類があり、メーカーによっても商品は異なります。
平均耐用年数が10年~と長いですが、その間に蓄積した汚れにより10年より短い期間で故障することもあるでしょう。
その際には、自分で修理や交換をせず、必ず業者と連絡をとり対応するようにしてください。
業者を選ぶ際には、ガス会社やリフォーム会社、マッチングサイト、住宅設備を扱う専門店などを中心に、納得できる料金や対応の業者を選ぶようにしましょう。