電気のスイッチの修理・交換はどこに頼む?業者の選び方や費用相場など徹底解説!

自宅や店舗・オフィスなど建物には電気スイッチがあり、普段の生活の中ではあまり意識せずにオン・オフに切り替えていますね。

電気スイッチは、1日の中で必ずといっていいほど触れるもののため、ある程度の耐久性を考慮して作られています。

しかし、経年劣化や何かがぶつかるなど不慮の事故で壊れることも珍しくなく、いざ壊れたときには修理や交換が必要です。

電気スイッチの修理や交換をする際には、どこに頼むかいくらかかるのかが気になるところであり、自宅の電気スイッチなら自分で直せないかと思う方もいることでしょう。

この記事では、電気スイッチを修理・交換する際にどこに頼むか、その際の費用についてまとめています。

ある日突然、修理や交換が必要になったときのためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

電気スイッチの修理・交換はどこに頼む?

電気スイッチを修理・交換する際に依頼できるところをピックアップしてみました。それぞれのメリットやデメリットも併せて調べたので、比較しつつ自分に合いそうなところをチェックしていきましょう。

家電量販店やホームセンターなど

電気スイッチの修理・交換は、家電量販店やホームセンターで依頼できます。近所に家電量販店やホームセンターがあるなら相談してみると良いでしょう。

実際に依頼した場合は、家電量販店やホームセンターが契約する電気工事業者が作業を行います。

幅広い電気スイッチに対応しているほか、電気スイッチ自体には商品への保証が付くことがメリットですが、インターネットや電話で直接業者に依頼するよりもやや手間や時間がかかることがデメリットです。

ガス、電力会社など

ガス会社や電力会社では、契約中のお客さまを対象に電気スイッチの修理や交換に対応しているところがあります。

大手以外の新電力会社(新ガス会社)でも同様のサービスを提供しているので、自分が契約している会社に相談するのも1つの方法です。

ガス会社や電力会社の専門スタッフが対応してくれる安心感がある一方で、料金が高くつくことがネックと言えるでしょう。

東京電力エナジーパートナー株式会社では一例としてスイッチ交換のみで13,200円の料金を提示しています。

また、ガス会社の中にはこうしたサービスを終了する動きもあるので、事前に確認することをおすすめします。

地元の電気工事店

地元の電気工事店にも電気スイッチの修理や交換を依頼できます。気軽に依頼できることやほかの業者よりも早く対応してくれることが魅力です。

ですが、明確な料金表がないことや、専門的な技術や知識がある人なのかを確認できないので、電気工事店に依頼する場合は評判や口コミなどの情報収集が必要でしょう。

電気スイッチの修理・交換を頼む業者の選び方

電気スイッチの修理・交換を頼む業者を選ぶ際は、いくつかポイントを押さえて絞り込むことが大切です。

ひと口に電気屋さんといっても販売のみ・工事のみと分かれることもあるように、電気スイッチ修理・交換に対応している業者を選ばなければなりません。

ここでは、電気スイッチ修理・交換を頼む業者の選び方を紹介していきます。

業者の実績や評判を確認する(保有資格や口コミなど)

電気スイッチ修理・交換に対応する業者は、自社のホームページの有無にかかわらず、インターネット上のマッチングサイトで口コミや評判を確認できます。

場合によっては保有資格や実績も把握できるので、気になる業者を検索したり、マッチングサイトで複数の業者を調べたりすると良いでしょう。

現地調査や見積もりなどしてもらえるか

電気スイッチを修理・交換する際は、電気スイッチの状態が表面的なのか内部の問題なのかで工事内容や料金が変わってきます。

そのため、現地調査や見積もりを出してもらい、どのような状況なのかを把握することが重要です。

実際の工事の前に現地調査や見積もりを出す業者に絞り込み、その中でも現地調査や見積もりは無料の業者を選ぶことをおすすめします。

お住まいのエリアに拠点があるか

自分が住むエリアに業者の拠点があるかもポイントで、遠方に拠点がある場合は対応が遅くなる恐れがあるでしょう。当日から翌日には対応してもらえるエリアに拠点があれば安心できますね。

また、東日本・西日本では電源周波数が50Hz・60Hzと異なります。西日本に拠点がある業者が東日本で現場に当たることは考えにくいですが、出張や研修などで現場に関わる可能性を考えると、若干の不安が残ります。

さまざまな意味合いで安全かつスピーディーな修理・交換をしてもらうには、業者の拠点も念のためにチェックしておいてください。

電気スイッチの修理・交換の費用相場

電気スイッチの修理・交換の費用相場は2,000円~12,000円と幅広く、スイッチ本体に500円~2,000円程度、工事費用として3,000円~8,000円ほどが一応の目安となります。

費用相場に開きがある理由として、スイッチ本体は性能や形状により値段が変わることや、不具合の原因がスイッチ本体ではなく壁内部にある場合は工事費用も変動するからです。

シンプルなスイッチなら2,000~3,000円程度で済みますが、センサースイッチと呼ばれる人感センサー付きへの交換ともなると、10,000円以上になる傾向があります。

電気スイッチの修理・交換の費用を安く抑えるコツ

電気スイッチの修理・交換費用には幅があり、できれば少しでも安くあげたいものです。

ここでは、電気スイッチの修理・交換費用を安く抑えるコツをお伝えしていきます。

修理か交換か安く済むほうにする

電気スイッチの状態が、修理のみで直るのか、交換しなければ直らないのかにより料金は変動します。

そのため、現場調査の段階で修理もしくは交換のどちらの方が安く済むか確認しておきましょう。安く済む方を選択すれば、若干でも安く済ませることができます。

相見積もりをとる

複数の電気工事業者を比較検討するため、相見積もりをとりましょう。修理・交換のどちらの方が安くなるかも含め、少しでも安い業者を選択すれば、費用を抑えることにつながります。

マッチングサイトを活用する

インターネット上で各種業者とユーザーをつなげるマッチングサイトを知っていますか?

マッチングサイトは、業種や修理の内容、エリアを指定すると内容に合う業者をピックアップしてくれます。

例えば、電気スイッチ修理と東京都などのように指定すれば、対応可能な業者の一覧が表示され、料金や口コミ・評判、連絡先などもチェックすることが可能です。

また、電気工事専門業者よりも安い料金設定の業者もいるので、安い業者に絞り込んで探すのも費用を抑えることになるでしょう。

電気スイッチの修理・交換のおすすめ業者3選!

電気の工事屋さん

電気の工事屋さんは、全国を対象にエアコン取付取外・電気工事を行う業者です。年中無休で対応しているので、急な電気スイッチトラブルにも対応してもらえます。

電気スイッチに対するさまざまな要望に対応できるほか、現地調査と見積もり・工事内容の説明をしっかりしてくれるので安心して依頼することができます。

受付は10時~19時、電話(050-3188-0827)のみとなっていますが、早ければ最短30分で駆け付ける業者です。

公式サイト:電気の工事屋さん

生活110番

生活110番は、全国のさまざまな業者とユーザーをつなげるマッチングサイトで、24時間365日対応、電話・専用フォーム・LINEから相談することができます。

スイッチ工事業者も検索することができ、目安料金や口コミもチェックできます。暮らしの中のトラブルに対応する業者は全国6,100社以上、お住まいの地域に対応できる専門業者を無料で探せることが魅力です。

公式サイト:生活110番

くらしのマーケット

くらしのマーケットも全国対応するマッチングサイトです。希望するエリア内の業者をピックアップできるほか、業者の顔が見えるため、初回訪問となる現場調査の際にも安心できる点がメリットです。

また、口コミや評価、目安料金に加え、シンプルながらも決済方法や作業外注の有無なども確認できます。一般的な電気工事業者に依頼するよりやや安くなるのもおすすめポイントです。

公式サイト:くらしのマーケット

電気スイッチの修理・交換は自分でできるの?

電気スイッチの修理・交換は、自分でもできそう!と思う人もいることでしょう。実際のところ自分でできるのか、NGなのか調べてまとめてみました。

スイッチカバーの交換は自分でできる

電気スイッチの修理・交換は基本的に自分で行うことはできません。しかしスイッチカバーのみの交換ならできます。

スイッチカバーより奥の部分に触れるには資格が必要になるのでその点は注意しておきましょう。

スイッチカバーを交換するには、マイナスドライバー、プラスドライバー、交換用のスイッチカバーを用意します。

スイッチカバーの規格が現状と同じものだと交換しやすいです。

<スイッチカバーを自分で交換する方法>

1.スイッチカバーの規格を確認し、1穴・2穴・3穴などを把握します。
2.ブレーカーを落とし、スイッチカバー表面と壁に固定されている土台の間にマイナスドライバーを入れて表面のカバーを外します。
3.スイッチを固定している金属製の金具はそのままに、土台のねじをプラスドライバーで外します。
4.土台部分が外れたら、新しいスイッチカバーをかぶせてねじ穴を合わせて締めます。
5.ブレーカーを上げてスイッチ操作を確認できれば完成です。

本体の交換は電気工事士の資格が必要

電気スイッチの交換は、資格がなくても自己責任でできなくはありませんが、配線ミスによる不具合や、最悪漏電火災などのトラブルを起こす可能性があります。

本来は、電気工事士の資格が必要な作業なので、これくらい大丈夫と軽く考えず、スイッチ本体の交換は資格を持つ業者に依頼してください。

電気スイッチの修理・交換すべき時期、タイミング

電気スイッチの寿命は明確にはありませんが、おおよそ10年程度です。特に目立ったトラブルがなくても10年程度を目安に交換すれば、不具合を避けることができるでしょう。

スイッチを入れても電気が付かない、設備が動かない、スイッチを押しにくくなったという症状があるときはそろそろ交換の時期です。

また、表面的に変色したり、亀裂が入ったり、焦げ・異臭・膨らみなどがあるときも修理や交換のタイミングだと覚えておきましょう。

電気スイッチの種類

電気スイッチは、1穴や2穴が一般的ですが、それ以外にも多くの種類があります。ここでは代表的な電気スイッチ種類を紹介していきます。

片切スイッチ

片切りスイッチは、1つの回路をオン・オフにする機能があるスイッチのことで、住宅や店舗・オフィスなどの建物に多く設置されています。

スイッチ部分には黒色や突起などの目印や、オンになるとランプが付くなどの目印があることが特徴です。

3路スイッチ、4路スイッチ

3路スイッチは1つの照明を2ヵ所のスイッチで操作できるタイプです。例えば、1階と2階の間の階段の場合だと、1階・2階どちらにあるスイッチでも操作できる仕組みになっています。

同じ構造で3ヵ所以上のスイッチでオン・オフの操作ができるタイプを4路スイッチといいます。

ほたるスイッチ

ほたるスイッチは、操作する照明がオフになっているときにスイッチ表面のランプが光るタイプをいいます。

暗い中でもスイッチの場所がわかり、そのランプが蛍のように見えることからほたるスイッチと命名されました。

パイロットスイッチ

パイロットスイッチは、スイッチに組み込まれたランプで電源の状態を知らせるタイプです。

主に電源がオンのときに赤色のランプが点灯し、オフになると消えます。照明の消し忘れ防止にも役立ちます。

電気スイッチの修理・交換前に確認しておくべきこと

電気スイッチの不具合が発生したときは、すぐにスイッチが効かないと思いがちですが、そのスイッチで操作できる電球や蛍光灯が切れていないか確認するようにしましょう。

スイッチが効かない場合、ほとんどは電球や蛍光灯が切れているケースが多くあり、スイッチ自体には異常がなかった、というケースあります。

また、なんらかの理由でブレーカーが落ちていないかも併せて確認することで、本当に電気スイッチの故障かどうかを判断できるでしょう。

まとめ

今回は、電気スイッチの修理や交換の際にどこに頼むかをテーマに紹介しました。生活する上で欠かせない電気は照明や電気スイッチにより操作され、夜間ともなれば電気スイッチが効かない状態はちょっぴり怖いものがありますね。

ですが、電気スイッチは一般的な使い方をしていれば10年程度の寿命があり、家屋に設置されているスイッチの多くは10年以上動くものも多いです。

万が一、電気スイッチが効かないときは電球や蛍光灯が切れていないか、ブレーカーが落ちていないかを確認し、その上で電気スイッチのトラブルを確認するようにしましょう。

また、電気スイッチを交換する際は、カバーの交換のみなら自力でも可能ですが、内部の方まで操作する場合は必ず電気工事士の資格を持つ業者に依頼してください。

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