エアコンの不調や故障が起きた場合、エアコン修理はどこに頼むか知っていますか?
エアコンを購入するときは家電量販店や地元の電気店など、思い当たる節があると思いますが、購入した店舗によっては修理が別業者となっていることもあります。
ですが、エアコンは1年を通して使用する方も多く、さまざまな原因で不調や故障を起こすものです。
いざ、エアコン修理が必要になった際にどこに頼むか目星をつけていても損はないでしょう。
この記事では、エアコン修理が必要となった際にどこに頼めば良いのか、おすすめの業者の選び方を紹介しています。
エアコン修理の費用相場や費用を安く抑えるコツなども併せてまとめているので、今後のためにもぜひ目を通してください。
エアコン修理はどこに頼む?
エアコンの不調や故障時に、修理はどこに頼むのが良いのでしょうか。はじめにエアコン修理を頼める業者や店舗を確認していきます。
エアコンを購入したお店(家電量販店、ホームセンターなど)
エアコンを自分で購入した場合、購入した家電量販店やホームセンターなどに修理を依頼できることがあります。
ただ、エアコンを販売するのみで修理は別の業者に依頼するケースもあるので、事前の確認が必要です。
修理が別業者になる場合、シーズンによっては修理完了まで時間がかかることがあります。
エアコンメーカーの修理サポート
エアコンをどこで購入したかに関わらず、エアコンメーカーで修理ができるケースがあります。
ほとんどのメーカーでは自社製品の修理を行っていますが、その場合は問い合わせ先や料金など事前に確認しておくようにしましょう。
エアコンの修理や取付、取外などを行う空調設備工事業者
地域の電気店や家電量販店と提携している電気工事会社でもエアコンの修理を行うことがあります。
エアコンの取り付け・取り外し・修理などを専門に行っているところだと、さまざまなメーカーに対応している可能性があります。
ただ、修理にあたり純正の部品が必要になった場合は、部品を取り寄せる時間がかかることがあることや、業者によっては対応するメーカーが異なるケースがあるのでその点には注意が必要です。
賃貸の場合はまずは管理会社に確認する
エアコンの設置場所が賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんに連絡することが必要です。賃貸住宅では、既存の家電や設備などを勝手に新調することはNGなので注意してくださいね。
エアコンの修理が必要な場合は、管理会社や大家さんが修理を依頼するようになり、修理代金の自己負担がないケースがほとんどです。
エアコン修理を頼む業者の選び方
自分で購入したエアコンの修理を依頼する場合、どんな業者に依頼すればいいか迷う方もいることでしょう。
ここでは、エアコン修理を頼む業者の選び方のポイントを紹介していきます。
エアコン修理の実績や経験があるか
エアコン修理を依頼する際は、その業者にエアコン修理の実績や経験があるか、修理するエアコンのメーカーに対応しているかが重要です。
エアコンを修理する際にはいくつか資格が必要になるので、無資格かつ未経験の業者では厳しいものがありますし、最悪の場合、修理できないケースも考えられます。
必要な資格を保持するか
エアコン修理をする際には溶接に関する資格やフロンガス取り扱い、エアコンの種類によっては電気工事士などの資格が必要です。
例えば、エアコンの配管が破損している場合はフロンガス取り扱いの資格が必要となり、配管を曲げたり直したりする際に溶接が必要なら溶接の資格も必要となってきます。
これらの資格を保有する業者に限定して、業者探しをするのもアリだと言えるでしょう。
現地調査や見積もり対応はあるか
エアコン修理は、どこに原因があるかにより修理費用が大きくなることがあるため、事前に現地調査や見積もりを出してもらうのが一般的です。
現地調査や見積もりを出さずにいきなり修理するような業者は、悪徳業者の可能性があるので必ずこれらの手順を踏んでくれる業者を選んでください。
エアコン修理業者の口コミを確認する
エアコン修理業者が多数あり、どこにしようか決めかねる場合はそれぞれの業者の口コミをチェックしてみましょう。
近年では、業者の規模に関わらずエアコン修理に対応する業者の口コミをネットから調べることができ、地元業者の情報を集めて口コミとともに発信しているサイトも多くなっています。
こうした口コミや評判をチェックして業者を選ぶのも1つの手段と言えるでしょう。
エアコン修理にかかる費用相場
エアコン修理でかかる費用は、原因によりさまざまです。しかし、おおよその相場を知っておけば、安い業者を見極めるときにも役立ちます。
ここでは、原因別の修理費用の相場を紹介するので、実際の修理の際の参考にしてくださいね。
- 水漏れ…5,000円~20,000円
- ガス漏れ…25,000円~60,000円
- 部品交換…5,000円~(交換部品による)
- 室外機トラブル…20,000円~100,000円
また、地域やエアコンの種類により相場は異なるので、実際の修理費用はメーカーや機能などを加味した見積もりにより決まります。
エアコン修理の費用を安く抑えるコツ
エアコン修理の相場を見ると意外にも滝ことがわかります。特に室外機のトラブルともなると最悪100,000円以上になることもあるので注意が必要ですね。
万が一、自宅のエアコンにトラブルが生じたとき、少しでも修理費用を安く抑えたいものです。ここでは、修理費用を安く抑えるコツを紹介していきます。
相見積もりをとる
エアコンの修理費用を安く抑えるには、修理業者に見積もりを出してもらうことが大切です。
しかも、1社だけではなく複数社から見積もりを取り、納得いく料金と工事内容の業者に依頼することがポイントです。
マッチングサイトを活用する
近年では、さまざまな業者の情報を集めたマッチングサイトが増えています。例えば、エアコン修理業者なら、エリアやエアコンのメーカーなどで業者を絞り込んだり、料金が安い順にチェックできたりします。
こうしたマッチングサイトを上手く活用して、納得いく業者を探すのも良い方法でしょう。
エアコン修理のおすすめ業者4選!
エアコン修理が必要となったとき、すぐに業者を探せるサイトを紹介します。どこもほぼ全国対応しているので、自分の地域を選んで探せることが魅力です。
エアコントラブルセンター
エアコントラブルセンターは全国対応・24時間365日受付中のエアコン修理業者です。最短30分駆けつけで、即日修理もOK!
年間実績34,000件の豊富な経験を持つため、安心して依頼できます。また、出張費や見積もりなどでの追加費用は0円。
冷房や暖房が効かない、室外機が動かない、エアコンから水漏れ、ガス充填したい、、など突然のエアコンの不調、故障などで困った方におすすめ!
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くらしのマーケット
くらしのマーケットは、生活に必要なサービスを提供する業者情報を集めたマッチングサイトです。
エアコン取付・取外し・修理はもちろんのこと、クリーニングなどにも対応する業者が数多く登録しています。
居住地から近い業者や目安料金、口コミをチェックできるので、初めての修理の方にも利用しやすいでしょう。
電気の工事屋さん
電気の工事屋さんは、全国エリアに対応するエアコン取付・取外・修理ができる業者です。エアコン以外にも家電や各種アンテナ、コンセント配線など電気に関する工事を得意としています。
エアコン関連全般の工事実績が豊富で、見積もりは無料、対応エリア内はスピード対応可能、適正な見積もりと明瞭会計で、安心して依頼できるでしょう。
万が一のトラブルの際には、年中無休ダイヤル050-3188-0827(10時~19時)に問い合わせてみてくださいね。
生活110番
生活110番は、生活に必要なさまざまなサービスを24時間365日、日本全国で受け付けているマッチングサイトです。
エアコン修理業者も全国から選ぶことができ、業者選びに困ったらスタッフに何でも相談できることが特徴です。
相談はフリーダイヤル0120-466-110、または専用メールフォームから問い合わせでき、各業者の口コミもチェックできます。
エアコン修理は自分でできる?やれること
エアコンが正常に動かず故障かな?と思ったとき、すぐに修理業者に連絡する以外にも自分で試しておきたいことがあります。
ここでは、修理業者に依頼する前に試しておきたいことを紹介するので、故障かなと思った時に1度試してみてくださいね。
コンセントを抜き差しし、電源を入れ直す
エアコンの電源を入れても動かないときは、エアコンのコンセントを抜き差しして、もう一度電源を入れてみましょう。
エアコンも家電なので接触不良やちょっとした不具合が起こることがあり、コンセントの抜き差しで解決するケースがあります。
リモコンの電池の確認
エアコンのコンセントを抜き差ししても反応しないときは、エアコンのリモコンの電池切れの可能性もあります。
リモコン自体が反応しないときは、新しい電池に入れ替えて試してみましょう。
もしも、コンセントの抜き差しとリモコンの電池を交換してもエアコンが動作しないときは、修理業者に連絡して一度点検してもらうことをおすすめします。
室外機まわりに異常がないか確認する
室内のエアコンとリモコンのほかに、エアコンは室外機に原因があるケースがあります。室外機の周辺に雑草が生い茂っている、鳥の巣、虫類、ゴミなどがある場合は取り除いてみましょう。
また、室外機自体から異音がする、もしくは作動しないなどの場合は、速やかに修理業者に相談することをおすすめします。
エアコンフィルターの掃除
室内のエアコンにはフィルターが設置されており、フィルターが汚れている場合はエアコンからの風が弱くなったり、温度調整が上手くいかなかったりすることがあります。
エアコンの電源入るのに温度調整が今一つなときはフィルターもチェックしてみましょう。特に、エアコンをしばらく使っておらず、久々に使用するときはフィルターの掃除をしてから電源を入れてみてください。
吹き出し口のルーバーの確認、交換など
エアコンの吹き出し口に付帯するルーパーは、風向きを調整する重要な役割を担うとともに、温度調整のために自動で動くタイプが主流となっています。
エアコンの部品の中でエアコン稼働中に頻繁に動く部分なので、劣化や故障も多いため吹き出し口のルーパーの動きを確認することも忘れないようにしましょう。
また、自動でルーパーが動くタイプは手動で動かしたときに接続部分を破損することもあります。
もしも、点検のつもりで手動で動かしてしまい破損した場合は修理が必要になるので、十分に注意しながら確認することをおすすめします。
エアコン修理業者を呼ぶべき症状、サイン
エアコンの調子が悪い、作動しない場合、どんなタイミングで修理業者を呼べば良いでしょうか。
ここでは、エアコン修理業者を呼ぶべき症状やサインを確認するので、当てはまる状況になったときは早めに修理業者に連絡してくださいね。
エアコン本体の電源が入らない
エアコン本体の電源が入らないときは、エアコン自体の故障かリモコンの電池切れなどの可能性が高いです。
エアコンのコンセントの抜き差しやリモコンの電池交換を経ても電源が入らない場合は、それ以外の原因が予測できます。
エアコン修理をしたことがない人や、電気工事に知見がない人はDIYなどで治そうとせずに、修理業者に連絡して状況を確認してもらいましょう。
エアコンのリモコンが効かない
エアコンのリモコンが作動しない場合で電池交換をしても反応がないときは、リモコン自体の故障の可能性があります。
リモコンも家電の1つなので、急に内部が故障することもあり得るので、リモコンが作動しないときも修理業者に相談してください。
エアコンから風が出ない(設定した温度の風が出ない)
エアコンから風が出ないもしくは設定した温度に調整が効かないときは、フィルターの汚れを確認した上で問題なければ修理業者を呼ぶタイミングです。
エアコン本体か室外機に原因がある可能性があるので、特に真夏や真冬など暑さ寒さが厳しいときは速やかに修理業者を呼びましょう。
ルーバーが動かない
エアコンのルーパーが動かない場合は接続部分の破損の可能性があります。一般に吹き出し口の左右に小さな部品で設置されているため、手動で動作確認をしたときや、経年劣化などで壊れることがあります。
ルーパーが動かないと風向きを調整できず、上に向きっぱなしになったり、下に向きっぱなしになったりと、エアコン本体の性能を活かせなくなるため、早めに修理業者に連絡してください。
エアコンから水漏れがある
エアコンは、外気温と室内温度の温度差により生じた水滴を室外機の排水ホースから排出する仕組みとなっています。
そのため、本来ならエアコン本体から室内に排水されることがありません。
それでもエアコン本体から水漏れがあり、室内にポタポタ水滴が落ちてきたり、水たまりやシミができたりするようなときは明らかに異常な状態なので、症状がひどくならないうちに修理業者を呼びましょう。
エアコン修理によくある質問
エアコン修理をする際は、症状やタイミングも大切ですが、修理にかかる日数や時間など気になることがあります。
ここでは、エアコン修理に寄せられるよくある質問を紹介するので、実際に修理を依頼する際は費用と併せて確認することをおすすめします。
エアコン修理にかかる日数、時間は?
エアコン修理は、業者によっては現場確認まで日数がかかることや、修理に数日程度かかることがあります。
これは業者の都合といっても良いものがありますが、忙しい業者だと現場確認まで即日対応できず数日かかるケースがあります。
また、修理を依頼したとしてもシーズンによっては数日から1週間近くかかる場合もあるので、エアコン修理を依頼する際は迅速に現場確認をしてくれるか、修理にかかる日数や時間も併せて確認しておきましょう。
エアコン修理の即日対応は可能?
エアコン修理の即日対応は、業者により変動します。真夏や真冬などエアコンがないと生活に支障が出る季節ほど即日対応が難しくなる傾向があるものの、業者に余裕があれば即日対応することもあります。
もしも、即日対応が難しい場合は対応してくれる業者を探して修理依頼すると良いでしょう。
まとめ
今回は、エアコン修理をどこに頼むか、業者と修理内容・相場について紹介しました。エアコンは今や、生活必需品であり寒暖差の激しい時期ほどなくてはならない存在です。
年間を通して使用する家庭もあり、エアコンの需要はかなり高いと言って良いでしょう。そんなエアコンに作動しないなどの不具合が出たときは、状況を確認して速やかに修理依頼することが先決です。
不具合があるまま使い続けたり、自分で治そうとしたりしても、エアコンの負担が大きくなるばかりか、場合によっては後々トラブルの原因になることもあります。
大きなトラブルに発展させないためにも、修理経験や実績があり必要な資格を持つ業者に修理依頼をしてできる限り安全に修理することをおすすめします。